10月13日、岐阜県現代陶芸美術館 大織部展に行ってきました。
折しも台風19号が、迫ってくる中、国道19号の道のりです。
内津峠を超えると、長い下り坂が続き、多治見市街へと入っていく光景は、何ともいえないワクワク感があります。
先に茶室でお茶をいただく。
茶ワンは美術館寄贈品、人間国宝加藤卓男氏 瀬戸黒でいただきました。
お菓子は、地元とらやの栗きんとんで、すやのくりきんとんより風味がよくおいしかった。
さすがとらやと名がつくだけあります。
広間で現代作家田中孝氏の展示会。
黄瀬戸で、今までのざらざら感がなく、つるっとした作風です。斬新です。
竹一重切花入 園城寺、利休作代表三つの内の一つ。よなが、尺八。
全面に2つの切れ込みがあり、堂々とした風格です。
古田織部あての 利休筆 消息はスミの濃淡がよく、美しい。
桃山期の 黄瀬戸、志野の茶碗は、ちょうーかっこよくて、すばらしい。
いくら荒川豊蔵がと言っても、やはりちがうだわァー!
色といい、肌の味わいがまったく違います。
みなさんも違いを見に行って下さい。
もう一つの楽しみが食事です。
教室で多治見におすまいの、S氏の、ご推せん、日本料理の澤千へ。
清水公照筆
うなぎ会席
陶の郷だけあって、器は織部、黄瀬戸、こったものでした。
うざくがめずらしく、はじめて食しました。
(NHK水曜 I.N. 記)