アンタイムリーな話題で申し訳ありませんが、
再放送やっと見ました。
半泥子の作品は本などでよく見かけるものの、
半泥子がどのような人物だったかということはあまり知りませんでした。
おもしろい人ですね!
朝、冷水を浴びてラジオ体操、土を捻り、銀行で頭取として働いた後、また土を捻る。
これだけでもかなり面白そうです。意外と体育会系?
本業と趣味の芸術活動の両立、憧れますが、なかなかできないと思います。
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芸術とは本来遊びである
権勢に媚びるための手段でも
生活の糧を得るための手段でも
あるべきではない
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半泥子は生涯アマチュアにこだわり続け、
このような言葉を残しているとのこと。
芸術活動においてプロが良いのかアマチュアが良いのかは判りませんが、
何にも囚われることなく創作活動ができるというのは極めて理想的で、
その状況を維持するために相当な努力もされていたのでしょう。
その自由な創作活動から生み出された
伊賀水指「慾袋」。
古伊賀水指「破袋」を写した(写すという表現は適切でないかもしれませんが)もので、
若宗匠のお話では破袋の口のすぼみと袋の膨らみの対比をさらに強調したかったのではないか、とのことでした。
柄杓が入るか心配なくらい口が小さいと。
その話を聞いて、ハッとしました。
「破袋」って”水指”だったんだ・・・
今まで私は「破袋」を”水指”ではなく”花入れ”だと思っていたのです。
お恥ずかしい(;^_^
本やテレビでは大きさが把握できないので、いけませんね。
現物を見に行けるとよいのですが。
石水博物館
川喜田半泥子物語-その芸術的生涯-
2015年 1月9日(金)~3月8日(日)
(NHK水曜 F.M. 記)
川喜田半泥子シリーズ〈1〉半泥子と楽山堂―「慾袋」の謎を追う (川喜田半泥子シリーズ (1))
半泥子と山田万吉郎―朝鮮窯焚を追う (川喜田半泥子シリーズ)