先週、平成27年5月1日、熱田神宮の舞楽神事に行ってきました。
お茶とは直接関係ありませんが・・・。
熱田神宮舞楽神事について(境内の説明版より)
平安時代前期
845年(承和12年)第54代仁明天皇の御前で、113歳の尾張浜主(おわりのはまぬし)が自作の「和風長寿楽」を舞い、
「翁とてわびやはおらむ草も木も栄ゆるときに出て舞ひてむ」と和歌を詠み、お褒めにあずかりました。
浜主は、熱田神宮に縁の伶人(楽人)と伝えています。
現在も5月1日、神楽殿前に舞台を組み、平安時代さながらに舞楽神事が催されています。
また平安時代の舞楽面も多数残されています。
当日は晴天で、舞台前に設けられた観覧席も暑さのため人がまばらでした。
木陰の席でも少し暑かったですが、雅楽の音色で気持ちよくなり、夢と現実を往ったり来たり。
細かなことはわかりませんが、新緑の中での舞楽はとても清々しく心地良いものでした。
奉奏曲目
振鉾
賀殿
地久
春庭花
白浜
迦陵頻
蘭陵王
落蹲
長慶子
帰ろうとしたところ、鳥居横の木の上にニワトリを発見しました。
熱田神宮の鶏は木の上に登ることで有名で、
名古屋の歴史風俗に詳しいI氏によると、
お高く止まっている人のことを「あの人は熱田さんの鶏だでかんわ~」と言ったりするそうです。
(NHK水曜 F.M. 記)