先日、名古屋城の金の茶釜でお茶がいただけるとのことで、言ってまいりました。
場所は名古屋城二の丸茶亭。
名古屋城の金の茶釜については、
戦災で焼け落ちた金鯱の金の塊から、茶釜と旗の頭が造られたと聞いていました。
その本物でお点前されるとは思っていませんでしたので、
本物が飾ってあって、陰点てかなと想像していましたところ、
本物はそこにはなく、写し(複製)によるお点前でお茶を頂くことができました。
金の茶釜は味がまろやかとのことですが、
美味しかったですけど、ちょっとよくわかりませんでした。
真形釜丸八文様鯱常環付(しんなりがままるはちもんようしゃちじょうかんつき)(複製)
この写しは純銀の生地に24金の鍍金が施されているそうです。
金の茶釜の本物は、お城の中で特別展示されることがあるそうで、
よくよく話を聞くと、複製は2つあって、普段はそのもう一つの複製が展示されているかもしれないとのこと。
できれば本物を見たいと、淡い期待を胸に名古屋城内展示室へ。
丸八文様鯱環付真形釜(まるはちもんようしゃちかんつきしんなりがま)(複製)
しかし、そこに展示されていた茶釜は、やはり複製でした。
同じ複製でも、展示室のものは金が剥がれていたりして状態が悪いようでした。
本物がみられなかったのは残念ですが、
金の茶釜が3つ存在することがわかり、
状態が良い方の写しでお茶を頂きことができて、よかったです。
(NHK水曜 F.M. 記)
金鯱についてブログを書いていたんですが、金茶釜の写真を記載させていただけませんか?
ご丁寧に、ありがとございます。どうぞお使いください。