火曜会7月のお稽古

7月の火曜会の初回のお稽古は七夕で、七夕にちなんだお話に花が咲きました。比較的涼やかに始まったお稽古も、後半のお稽古日にはすっかり夏らしい日になりまして同じ月のお稽古でありながら雰囲気の違いが鮮明に表れたように感じました。7月もお稽古のご準備してくださいました先生と先輩方にお礼申し上げます。

寄付きには山鉾巡行の団扇をご用意いただきました。お稽古が始まる前から、京都の風情を楽しませていただきました。

7月うちわ山鉾巡行

簾戸に模様替えいただいたお稽古場。ありがたいです。

7月稽古風景

梶の葉をご用意いただきました。紙が一般庶民には手に入れることが難しかった時代に、梶の葉は文字を書くことができる葉として、短冊の代わりに用いられたそうです。お水指の形状の関係で梶の葉でのお点前はかないませんでしたが、梶の葉に触れると若干ざらざらしていまして、墨が乗るのかななどと想像しているだけで楽しくなります。

7月梶の葉

蓮の花の主菓子に、硝子の菓子器をご用意いただきました。色合いが金魚すくいなどを連想させる夏らしい菓子器で楽しいです。

7月主菓子

 

お干菓子は小布施の落雁をいただきました。

7月お干菓子

お茶入れは 笹桐のお薄器をご用意いただきました。「笹の葉さ~らさら~」ですよね。とても上品なお薄器でした。

7月うすき笹桐

主茶碗は大阪の窯元さんのお茶碗をご用意いただきました。掌の良さが印象的でした。

7月松月亀甲2

替え茶碗は京焼。口が広いと表面積が増えるので早く温度が下がるなどと考えますと、色合い、形状とも非常に夏にふさわしいお茶碗をご用意いただいたと感じました。

7月替え茶碗あかねがま

お掛物は「瀧」のお色紙ご用意いただきました。水が流れ落ちる勢いを感じるお掛物。禅語とはまた違い、シンプルな表現だからこそ様々な解釈ができるかと思います。お稽古では、お茶杓の銘、どういうものがふさわしいのか思案のしどころです。「鳰の海」ではいかがかというご提案がありました。新古今和歌集「「鳰の海や月の光のうつろへば浪の花にも秋は見えけり」とあります。「鳰の海」とは琵琶湖のことだそうです。こういうお勉強ができること自体がありがたいです。

7月お掛物@瀧

 

お花は松本せんのう、半夏生、もじずり草、お花入れは「しずく型」の吊り花入をご用意いただきました。お花、お花入れにも涼を感じます。また、自在鍵で吊るされていますが、自在鍵も千家十職の方がおられるとのこと。中川浄益さんのお話があがりました。

7月しずく型花入れ

後半は桔梗、半夏生、もじずり草です。

7月お花2回目

7月床の間

ひとつひとつ、季節にふさわしいお道具をお考え、ご用意していただき、「涼」を感じるお稽古させていただけたこと、本当にありがたいです。ご用意いただきました、先生、先輩方に重ねてお礼申し上げます。(M.D記)




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