絲印煎餅の印は何種類?

伊勢土産で絲印煎餅(いといんせんべい)を頂きましたので、一服。

絲印煎餅

素朴ながら、やみつきになるお菓子です。

この絲印煎餅、伊勢の播田屋さんが明治三十八年、天皇陛下神宮ご参拝の際、献上菓子として創作されたとのことで、表面には絲印の印影が焼きつけられています。

絲印は昔の貿易用の印鑑で、当時は根付としても使用されていたようです。
骨董市などでも見かけます。

Itoin_komainu

絲印について、絲印煎餅の解説を引用します。

絲印の由来
絲印とは、室町時代以降、当時の中国からわが国に輸入された生糸に、添付されていた銅印のことをいい、鈕(ちゅう)のついた印である。
この輸入生糸の一荷には、必ず銅印一個をつけ、わが国に到着したのちその斤量をあらため、受領証書にこの印を押して、取引の証とする、優雅な風習があった。
しかも、一荷毎につけてある印は、印面も、形も、それぞれ異なり、印文も取引用語を抜きにして、弄花吟月(ろうかきんげつ)、愛春惜秋(あいしゅんしゃくしゅう)等の風流語や、判読しにくい謎のような文字、絵、文様などが風雅に表されていた。
また、鈕には人物、動物等を鋳出し、意匠も種類も雑多で、明時代の精巧な鋳金術をそのままに、小さいが当時の工芸美術品の代表的なものと、世界に誇ることができる。
太閤秀吉もこの絲印を愛し、公文書に押す自らの朱印も幾つか秘蔵していた中の、最珍品を用いたと伝えられている。

さて、絲印の印面には非常に多くの種類があったようですが、絲印煎餅の印面は何種類あるのでしょうか。
手元の煎餅で数えてみました。
焼き色が薄くて見難いものもありましたが、判別できたもので16種類ありました。
実際はもっと多くの種類があると思いますし、「コアラのマーチ」の”まゆげコアラ”のようなレアアイテムも含まれているかもしれません!?

絲印煎餅

(NHK水曜 F.M. 記)



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